電通報の以下の記事を読んで、ふむふむと思ってみてた。
◆2つの論点
- 目的がない、もしくは非常に曖昧なケースが多い
- 現状を本気で変えたいと思っている人は意外に少ない
1.目的がない、もしくは非常に曖昧なケースが多い
おそらく、自治体としてそういった問題を解決しようとなって、
まずは会議が開かれるのではないかなと思うのですが、
手段が目的化したままそれをゴールとして認識してしまって結果曖昧になってしまう事が大半なのかなと。
そんな感じで逸脱しそうとなった時にイニシアチブをとって指摘したり、
議論を修正してうまく展開したりっていう人材がなかなかいなかったり育ってなかったりするのかなと感じてます。
記事内にもある通りで、
- 「経営レベルで明確なビジョンがある」こと(つまり「目的が明確なこと」)
- 「変革の主体となるミドルマネージメントがいる」こと(つまり「主体的に頑張る人がいること」)
という所は企業とまったく変わらないという事だと思います。
しっかりとこうしたいという明確かつまっすぐなビジョンを持った人がトップにおり、
プロジェクトマネージャーが引っ張っていく、というような形式って地域活性化というテーマにおいても必要になるというのは明確だと思います。
公務員でも一般の企業などでもある話ですが、
期の境目になると「配置転換になりまして…」というような話がよくあって、
その度に新しい担当者とご挨拶をして、というような流れになりますが
私自身はそういうのあまり好きじゃなくてその人(前任者)の熱量であったりとか信頼関係が
一度ゼロから再構築されていくというような感じになるので前に進んでいるような進んでいないようなとなってしまうような気がしています。
もちろん担当者が変わっておっ!?ってなる事もあります。多々。
そういう意味では、自治体に近しい民間企業で、
地域課題にしっかりとコミットして働きかけてくれる方をトップとして
肩を組んで継続的に取り組んでいくというようなスタンスをとるのが一番効率的なのではと感じています。
2.現状を本気で変えたいと思っている人は意外に少ない
これは田舎あるあるかなと思ってます。
「これまでは出来てるんだから、別に変える必要はないだろう」
という意見がすごく多い。
地域活性化って、住民をも巻き込んでいかないと最終的に成果を挙げられないものだと思うので、
そこの所は非常に重要なキーポイントになってくるはず。
ただそれぞれの地方でもちろん変えたい!と思っている方や
熱高く引っ張る人材がいてる事も重々承知です。
そういう所は少なからず変わっていこうとなっているし、変わっていっているはず。
少しずつ時間がかかってしまうかもしれないですが、
Uターンブームのようなムーブメントもあったりする中で
醸成されて地方と言われる地域全体が良い方向に盛り上がって行くのかなと思ったりします。
まとめ
地域活性化って本当にいろんな要素が絡み合って動いたり動かなかったりするものなので難しいものだなと思いました。
もし自分が地元に戻れるタイミングが来るなら、上記のような意識をしっかりと持ってガッチリ肩を組んで取り組んでいきたいなぁと思います。
一年二年で変われるのであれば誰かがやっているはず、腰を据えてしっかりと長期的に取り組んでいくことが出来れば、きっと地方だって活性化するし、人も来るはずと思ってます。
信念をしっかりと持って取り組む事は何にしても重要だなと思った新年一発目でした。
信念だけに。
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